QTで立てる教会 韓国 釜山カヤ教会

   QTの力が地域奉仕の動力に
 
出席人数700人の教会で、500人が奉仕をしています。
彼らは社会奉仕部、賛美隊、厨房、伝道隊、
教会学校などで喜んで仕えています。
特に夏季には地域の消毒や掃除、古い住宅の壁紙の張り替えやペンキ塗り、
ひとり暮らしの老人のケアなど、地域社会のきつい仕事を引き受けています。


高くそびえ立つビルの森を通過して陸橋を一つ越えると、そこは80年代の風景です。タクシーの運転手が教会だと言って降ろしてくれた場所には教会はなく、人に道を尋ねながらようやく見つけた教育館の建物。その建物をはさんで小さな道に入ると、大地に周囲を見下ろして立つ礼拝堂がありました。これほど堂々とした存在感の礼拝堂が、なぜ町に埋もれて目に入らなかったのでしょうか。

惜しむことなく与える教会
パク・ナムギュ主任牧師は、最初に教会の紹介から始めました。「カヤ教会の重要政策の一つは『町に有益となる教会』です。家の修理、掃除、図書館やキッズランドの運営をし、夏には教会で準備した5台の消毒車で町中を消毒します。また、ひとり暮らしの老人や、青少年の家長がいたら、教会の行事をそちらに集中させて支援します。」教会が町に調和し、埋もれていた理由がようやくわかりました。教会が町に入ったのでしょうか。それとも、町が教会に入ったのでしょうか。
続けて、牧師は堅い意志がうかがえる声で、「2つ目の政策は、『私たちの教会よりも弱い教会を生かす教会』です。私たちの教会は海外宣教よりも国内の自立していない教会支援にもっと力を入れています。自立していない教会に支援金を支給し、隔年制で夏には子ども伝道協会と協力して近隣地域の自立していない教会の子どもたち600人を招待し、3泊4日の聖書学校を開きます。2015年には5千万ウォンの予算を私たちで設け、子ども伝道協会がプログラムを引き受けて行いました」と話されました。
「もともと副教職者が教会員と一緒に出て行き、新しい教会を建てる分立開拓を計画していましたが、今は、崩れた教会、試みにあった教会に、私たちの副教職者と教会員を送る働きを準備しています。究極的には、教会はともに生きなければなりません。それこそが聖市化運動です」と語るパク牧師は、釜山聖市化運動本部の職場ミニストリー委員長も引き受けています。
釜山が最近尋常ではない理由がここにありました。継続的な聖市化運動と牧会者たちの連合によって、熱いリバイバルの気流が起こっているからです。これまで釜山のクリスチャン人口は10%にもなりませんでしたが、釜山の教会の一致を通して11%を越えました。2002年に始まった釜山聖市化運動は、2007年から実を結び始め、2015年の「悔い改め運動、霊的リバイバル525」には約20万人が集まって祈祷会を行いました。釜山聖市化運動本部の傘下にある区・郡別のキリスト教連合会は、超教派的に連合し、クリスマスツリー事業などを通して、釜山地域に正しいキリスト教文化を定着させ、地域の福祉館と協力して地域社会に仕えています。

独特な早天祈祷会
「カヤ教会は、産業化時代の人々と北朝鮮からの避難民たちが集まって作られた教会です。北朝鮮から下って来た方々が1952年2月に最初の礼拝をささげ、現在もその子孫たちが教会の中枢的役割をしています。地域的には繁華街をはさんでいながらも、工場地帯、鉄道省や鉄道の整備施設などに使用されている敷地が多く、開発が遅れている場所です。工場地域に教会ができたため、疎外された人、貧しい人、地方から上ってきた人がたくさんいます。そんな人たちが中心となっている教会です。」
パク牧師は、ほかの人から聞くみことばよりも、自分が読んで発見するみことばのほうが重要だという信念によってQT牧会をしてきましたが、2002年にカヤ教会に赴任してから、10数年間は、聖書の学びだけをしながら信徒にみことばの力を育てていきました。64年という長い教会の歴史に比例して信徒の平均年齢も高く、聖書を読むこと自体が難しかったり、聖書知識のない信徒が多かったからです。弟子訓練とリーダー訓練を始めたのも、ここ2、3年のことです。
「聖書の学びのクラスである聖書研究院でQTについて話し続け、専門の講師を招いてQT講座を6回以上開きました。そのように、信徒が個人的にQTに関心を持つように導いてきましたが、本格的な教会プログラムとしてからは2年経ちました。信徒の平均年齢が50歳になった翌年から、QT牧会を本格的に導入したのです。これからも弟子訓練とリーダー訓練の修了者を引き続き訓練し、QTを講義できる専門家として立てる計画を持っています。彼らを通して区域の集まりにQTの分かち合いを定着させ、教会学校のグループ別の学びをQTに変えるなど、順次QTの働きを進めていく予定です」と紹介します。一般信徒体制の教会運営を夢見るパク牧師は、可能な限り多くの一般信徒の働き人を立てることを目標としています。
カヤ教会は早天祈祷会が独特です。「聖書個所を読み、説教と適用、大きな声で祈る祈りと個人の祈りとで、50分間行われます。QT教材を用いているため、教職者は聖書個所の選択に迷わなくてもすみ、だれが説教しても聖書個所との関連性があります。もし聖書個所を自分で選んで説教したら、副教職者たちの力量によって信徒の偏愛現象が生じるおそれがありますが、このような方法で進めるとその心配はありません。さらに、教会に150冊の賛美歌と聖書を配置しておき、信徒はQT冊子だけを持って来ればいいので、早朝に犯罪に巻き込まれるおそれも減りました。」
彼らは賛美と祈りの後、聖書個所を一緒に3回読みます。最初は交読し、2回目は一緒に読みます。最後は教職者がやさしい言葉の聖書で朗読し、信徒は目を閉じてレクティオ・ディヴィナ(聖書に基づく黙想と祈り)をします。教職者の簡単な説明に続き、『リビングライフ』に提示された2つの黙想の質問と適用の質問を順に行い、解説を一緒に読んだ後、教職者の導きによって大きな声で祈った後、個人の祈りをします。このとき、教職者の説教は、聖書個所の理解を助ける簡単な説明と、信徒の黙想と適用を助けるための教職者自身の黙想と適用です。
「QTで聖書に対する理解度が高まると、教師たちの指導力が向上しました。何よりも教会に対する信徒の態度が変わりました。以前は小さなことにも心が傷つく信徒が多かったのですが、今は顕著に減りました。QTをしながらみことばを適用するため、信徒の言葉が柔らかくなり、肯定的で従順な態度になり、以前は勧めなければ奉仕をしませんでしたが、今は自発的に奉仕することも増えました」とQTの働きによる変化についてパク牧師が説明してくださいました。カヤ教会は大きな教会ではありませんが、社会奉仕部、賛美隊、厨房、伝道隊、教会学校などがあり、そこで仕える奉仕者がたくさんいます。在籍人数1200人、出席人数が700人の教会で、500人の信徒が奉仕者です。

QTによって恵まれる毎日が主日
カン・ヘスクさんは、「少し前、エステル記を読みながら、みことばを見る目が変わっていることに気づきました。以前は物語として読んでいましたが、エステルの霊的環境と行動の背景、態度などを自然に考えながら読んでいたのです。また、衝撃的な出来事があってやめていた日記を、20年ぶりに書き始めました。今も少しつらいですが、正直に書こうと努力しています」と、QTをしながら自分に起こった変化を告白します。
ソ・ユスクさんは、信徒同士が「きょうQTしましたか」と言うのがあいさつ代わりになったと話します。そのため、それに続く会話は、自然とQTの分かち合いになるのだそうです。「私は商いをしていますが、周囲の商いをする人たちとその日のQTを分かち合っていると、互いの内情を知り、みことばで励まし、祈るようになりました」と語ります。
パク牧師は「QTをするときは正直でなければなりません。QTは私が神の御前できよめられるためにするものであって、決して人に見せるためにするものではありません。聖書を身近に置いて読まなければなりません。聖書を読むと、信仰の夢を見るようになります。霊的に成長する夢です。QTを通して信仰を成熟させることこそが、QTの目的です」と、QTをする信徒たちに教えます。
実に明るい表情のカヤ教会の信徒たち。彼らは言葉数が少なく、質問に対しては単文の答えが返ってきます。彼らの会議は10分で終わります。「はい」と「いいえ」で自分の考えを示すからです。読んで黙想したみことばがすぐに行動に移されるため、長い言葉が必要ないのでしょうか。イエス様にただ「はい」とだけ答える人のようです。彼らはQTを通して神様と深く交わり、神様との交わりを通して悟ったみことばを生活の中で実践します。彼らを通して町が教会に入り込み、釜山が聖なる都市に変わっています。


パク・ナムギュ牧師

QTは決して格好をつけるためにするものではありません。
もしそうするなら、QTをするほど偽善者、二重人格者になります。
QTでは聖く反応しながら、生活面は全くそうではない人が
「ほかの人もみんなそうだ」と安心しているなら、
むしろしないほうがましです。

弟子クラスとリーダークラスの修了者たち

 

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