浅利有希子 Ι 日本CGNTVスタッフ
私が初めて『リビングライフ』と出会ったのは、2005年に語学留学で韓国に行き、オンヌリ教会と出会ったことがきっかけでした。黙想し、神様を体験したことを共同体で分かち合うQTというものをそこで初めて知りました。以来、日々の生活の中で、御言葉の中を生きるということを体験し始めました。 2007年、日本CGNTVに入社しました。毎朝1時間、全員でQTをしますが、弱さや葛藤を正直に分かち合い、互いに励まし合う恵みの時間です。 2012年、私は東京への転勤の辞令を受けました。関西の愛する家族や教会を離れて東京に行くことは大きな決断が必要で、決断した後も心配や恐れがありました。しかし、出発の前日のQTで「わたしはあなたとともにいる。…わたしがあなたを遣わすのだ」(出 3:12)と主が励ましてくださり、確信をもって東京に出発することができました。 東京に来て2か月、新しい生活にも慣れた頃、制作会議で、今後どのような番組が必要であるかについて意見を出し合いました。私は、「各地で起こっているリバイバルの現場を伝えるドキュメンタリー番組があったらいいと思う」と発言しました。だれかが制作してくれたら…と思って言ったのですが、「有希子がやったら?」と言われました。「私には到底できない」と思いました。そんな中、ハ・ヨンジョ牧師の追悼ドキュメンタリー制作のため、韓国の本社から4名のスタッフが日本に来ることになり、案内役として付き添いながら、ドキュメンタリーについて学ぶ機会が与えられました。彼らが韓国に帰る日のQTで、「見よ。…彼に知恵と英知と知識とあらゆる仕事において、神の霊を満たした」(出 31:2~3)という御言葉から、神様の働きは、私ではなく神様がなさるという確信を得ました。韓国のスタッフも、ドキュメンタリーの制作を是非チャレンジしたほうがよいと背中を押してくれました。そして、『リバイバルの風』という番組を制作することができました。主は、御言葉で約束してくださったとおり、いつも共にいて、主の霊で満たしてくださいました。弱く、知恵も経験もない者を、御国を立てるために用いてくださるとは、何という恵みでしょうか。だから心配しないで、「はい」と言って主に従う者でありたいです。
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