吉川潤 ● 多聞福音教会 牧師
私がリビングライフを手にしたのは数年前です。それまでもディボーションは続け、教会でもいくつかのディボーションガイドを用い、セミナーにも参加していました。私自身は、聖書を読んでノートに書く方法が慣れていましたのでガイドを用いたいとは思っていませんでした。ところが神戸ラブソナタの時に開かれたQTセミナーに参加し、手に取ったリビングライフの様式に今までにはないものを感じました。聖書が通読できることや、各節の間に空白が設けられ書き込みやすいこと、前半と後半に適切なメッセージや証しなどが載っていることなど使いやすさだけではなくガイドブックとしても適切なものだと、まず自分でやってみました。 教会ではすでに何人もの方が他のものを用いておられましたが、分かち合いをするために、次第にリビングライフへ切り替えてくださいました。 今では、リビングライフ担当の方がおられ、礼拝出席者の半数以上の方が購入しQTを実践しておられます。早天祈祷会でのショートメッセージと金曜日の分かち合い、週日に行う各セルでの分かち合いなどに、リビングライフを用いています。最近、仕事などで分かち合いが出来にくい方のために、一斉メールで、短い分かち合い文やメッセージを送ることも始めています。 数年たった今、QTをされている方がみことばに基づいた歩みを志して、生活や信仰が確実に変えられていることに驚き、感謝しています。 分かち合いの時が私たちにとってどれほど幸いでしょうか。弱く、問題を抱えていた私たちの教会が、そして個人が確実に成長しています。それが目に見えるわけですからこんなに感謝なことはありません。 1年前からリビングライフを購入してQTを始めた姉妹がいます。彼女は幼い時から教会に来ていましたが、喜びも浅く、信仰が成長していないと感じて、イエス様のことをもっと知りたいと、分かち合いに参加するようになりました。初めは何を話せばいいのかわからず、自分の足りなさが見えてしまうだけだったそうですが、分かち合いを通して正直な思いや体験を語り、またみことばから深く触れられた人の証しを聞き、それから真剣にQTを続けるようになったそうです。彼女は日々変えられています。さらにこの恵みが広げられ、教会と個人に対する主の御心を知るために、QTを継続し主のために働く教会となることを願います。
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