「あのね、ヌヌ、
　あとで　おかあさんと　おいしゃさんに　いくんだ。」
「おちゅうしゃを　するんだけどね、
　あまり　いたくないよって、おかあさん　いってた。」
「でも、わたし、しってるんだ。ほんとうは　とっても　いたいんだ。
　ベランジェールに　きいたんだ。ちくって　さすんだって！」
「おちゅうしゃが　おわったら、おいしゃさんが　キャンディーを　くれるんだって。
　でも　キャンディーなら、おばあちゃんが　くれるもん。
　おちゅうしゃなんて　しなくても　いいもん。」

････････「それに、うでに、あながあいちゃったらどうしよう」。
カミーユはいろいろ心配してしまいます。

35ヶ国の子どもたちに愛されている、ベルギーからの贈り物。
ヨーロッパで人気のお友だちを紹介します。
「おふろなんて、カミーユ、はいらなくてもいいもん！」
「ヌヌ、おもらししちゃった。どうしよう･･････」
「カミーユ、おちゅうしゃ、いやだ！」

小さいお友だちなら、誰でもぶつかること。
カミーユはどうしたら、いいのでしょう。
カミーユといっしょに悩み、乗り越え、成長しましょう。

アリーヌ・ド・ぺティニー
『カミーユ』シリーズ、『正しく考えるためのお話』 シリーズをはじめ、１００をこえる作品を発表している。 その作品は、エスペラント語をふくめ、２４の言語に訳され、全世界で愛されている。 日常生活の話や哲学的な物語を通して、彼女の世界へと招待する。