ä¸»ã®ç¾Šã‚’牧する真の牧者とは

   çœŸã®å¼Ÿå­ã¨ã—て生きる
 
ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会 主管牧師 峯野龍弘

主の羊を牧する真の牧者とは、果たしてどのような牧者を意味するのでしょうか。これはお互い主の教会を牧する者として、主からの御委託と御信任を頂いている者として、常に自らの内で自問自答し続けなければならない、まさに生涯上の重要な命題と言えましょう。

1.ペトロの生涯における召命と主のチャレンジ
ぺトロは、彼の生涯において概ね三回にわたり、主からの聖なるミッションに対して厳かな招きとチャレンジを受けました。第一回目は、ガリラヤの湖畔で主イエスに初めて出会った時のことでした。その時、主は彼にこう命じられました。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」(マタ 4:19)と。そして第二回目は、主イエスがフィリポ・カイザリアに行かれた時のことでした。ペトロがご自身について「あなたはメシア、生ける神の子です」(マタ 16:16)と答え、主の称賛に与ったその直後のことでした。彼が主イエスの十字架の死と復活について否定してしまったので、主は厳かに彼にこう命じられました。「サタン、引き下がれ……わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」(同 23~24)と。そして第三回目は、主イエスの御復活の直後のことでした。主は御自身を親しく御顕現なさり、三度こう命じられました。一度目は、「わたしの小羊を飼いなさい」(ヨハ 21:15)と。二度目は、「わたしの羊の世話をしなさい」(同16)と。そして三度目にも、「わたしの羊を飼いなさい」(同17)と。しかもこのいずれの命令の前にも、「わたしを愛しているか」(同15a, 16a, 17a)と前置されていました。これこそまさに厳かな牧会命令でした。そしてこの一連の聖なるミッションへの招きとチャレンジの究極の目的は、ここにありました。そうです。主は今日、お互い牧会者に対しても、同じように主の羊である教会という牧場にいる信徒、求道者を、主への愛と忠誠をもって牧会してほしいと望んでおられるのです。
では、どのようにしたら、主イエスのご期待に沿うことができ、真の良き牧者と成り得るのでしょうか。

2.「羊の門」となられた良き牧者、主イエス
主は、御自身を「門」(ヨハ 10:7,9)と呼びました。そもそもその昔、イスラエルの羊飼いは、通常は荒野の中に石を積み上げて石垣の塀を巡らせ、夜ともなるとその中に羊たちをかくまいました。そこには扉のない一つの狭い門があり、自らそこに横たわり扉の役目をしたのです。羊飼いは、まさに門そのものでした。羊たちは、この門を出入りして外の牧草に与り、また戻って来て安全に眠りました。羊飼いは、四六時中、羊たちと共にいて、一匹一匹をよく知り、愛し、我が子のように大事に育てました。羊飼いにとって羊は、自分の命のような存在でした。羊たちも牧者の声を聞き分け、牧者を信頼し、従いました。愛されていることを知っていたからでした。そうです。主イエスは、このイスラエルの羊飼いよりはるかに優って、私たち羊を知り尽くし、愛し抜いて私たちの羊の門となり、日夜お互いを導き、養い続けておられるお方です。ですから良き牧会者は、自らが牧会する教会の信徒、求道者等に対して、同様に心を配り、深く愛し、牧会しなければなりません。「牧会者」という言葉は、本来「人の魂を配慮する者」という意味ですが、牧会者にとって極めて重要なことは、実に「行き届いた配慮」ではないでしょうか。

3.「羊のために命を捨てる」良き牧者、主イエス
主イエスはこう言われました。「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる」(同10:11, 15b)と。また先に記したように主は、ペトロに、「わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」と言われました。実に良き牧者の真骨頂は、「羊のために命を捨てる」覚悟と献身にあるのです。羊のために命を捨てられない羊飼いは、真の羊飼いではなく「雇い人」(同13)です。今日、果たして牧会に命をかけているでしょうか。牧会以外のことに余りにも多くの時間と労力が費やされ、教会と信徒たちが霊的に痩せ衰えてはいないでしょうか。果たして命がけで日夜牧会に専念しているでしょうか。羊が狼に食われ、盗人が羊を奪い去って行くままに任せてしまっている悪い牧会者、「雇い人」になってはいないでしょうか。
今は亡き天国に凱旋して行かれたハ・ヨンジョ先生のこと思い出します。先生が生涯、命がけで宣教に当たり、牧会に従事された姿に、真の良き牧者の模範を見ることができました。私たちも、その姿に倣いたいものです。

* 聖句の引用は「新共同訳聖書」によります。


峯野龍弘
1939年、横浜生まれ。1962年、日本大学法学部法律学科、1965年、東京聖書学校卒業。2006年、米国アズベリー神学校、2008年、韓国トーチ・トリニティ神学大学より名誉神学博士号授与。1965~68年、日本基督教団桜ヶ丘教会にて牧会。1968年より現在までウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会の牧会にあたるとともに、各地のブランチ教会を司る主管牧師でもある。

 

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