ホ・マンホ ツラノ海外宣教会(TIM)派遣宣教師
昨年から主は、「従順」という単語をもって私の働きを導いておられます。私にとって、新しい地域を調査し、その地域に行き、現地人と会い、彼らに福音を伝えるすべてのことが、ためらいの連続でした。そんな中、昨年の6月中旬から毎週土曜日にテンガ地域を訪問するようになり、ある家族に出会いました。 その家族に福音を伝え、聖日礼拝を一緒にささげたいと申し出ました。モザンビークでは外部の人間に土地を売ったり交流したりする場合、村のリーダー会議を経て管轄行政官に報告し、許可を得なければなりません。地域の住民の反対があれば、どんな働きや活動もできません。幸いなことに、私たちはその家族との出会いを通して、大きな妨げもなく働きを始めることができました。私がためらっていたとき、神様は働きの道を備えておられたのです。 週末には、120人の子どもたちに賛美と踊り、みことばを通して主を伝えています。子どもたちはヨハネの福音書を書いて覚え、みことばからチャレンジを受け、永遠のいのちを受けます。また、土曜日の午前には、青少年サッカーを通して一つになります。最近は、使徒信条、主の祈り、十戒、スモールグループを導く方法や献身のための祈りをまとめたものを、リーダーたちに持ち歩かせています。くり返し読んで活用できるよう、冊子にしたのです。今のところ、7人のリーダーを立てて養育しています。 モザンビークは、どこに行っても子どもや青年がたくさんいます。彼らの文盲率はかなり高いですが、国民の平均寿命は50歳にすぎません。しかし、この子どもたちこそが、未来のモザンビークを主に導く主人公なので、彼らがクリスチャンリーダーとして成長する10年後を見つめています。主が私のもとに来て出会ってくださったように、この子どもたちが、「主の教会」で主が与えてくださるマナを味わうことを願っています。そのために、神様がこの不毛の地に私を呼んでくださったのです。 「あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます」(ロマ 16:19)。私たちが整えられれば主はみわざを起こし、御心を成し遂げられます。
| 国家情報 | モザンビーク共和国は、アフリカ大陸南東部にあります。約470年間、ポルトガルの植民地でしたが、1975年に独立しました。その過程で、長い間残酷な戦争が続き、1990年代まで、社会主義国家であったソビエト連邦の援助によって計画経済を続けてきました。特に1975~82年まで、キリスト教のすべての活動が禁じられ、多くの宣教師が追放されました。1988年に共産政権が終わり、資本主義を受け入れ、1994年以後、宗教の自由が許されました。人口の24%がカトリック、17%がアフリカ独立教会、17%がイスラム教を信じています。福音主義キリスト教人口は10%にすぎません。南アフリカの別の地域に比べて、未伝道部族がたくさんあります。首都はマプト、公用語はポルトガル語です。
| 祈りの情報 | 現在モザンビークは、国際通貨基金(IMF)経済危機によって苦しい状況にあります。中部地域は、反乱軍により、政治的にも不安な状態にあります。政府の不正腐敗と地域不均衡による葛藤も激しいです。経済が回復され、政権が安定するように、影響力のある良い牧会者がたくさん輩出されるように祈りましょう。人口の約16%が異端宗派を信じています。モザンビークの人々が異端に惑わされないように、教会が彼らを真理の道に導けるように祈りましょう。
| ホ・マンホ、ユ・ヨンスン宣教師の祈りの課題 | 1.礼拝と祈りを通して住民から悪霊が立ち去り、彼らのからだと心がいやされて、回復されるように。 2.スモールグループの青年リーダーの集まりを通して、若者が福音を恥としない伝道者として立てられるように。 3.礼拝をささげ、みことばを教え、訓練できる場所を確保し続けることができるように。 4.家族がみな健康で、安全が守られ、いつも聖霊に満たされて生活できるように。
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