ä¸–界にひろがるキリストの愛

   ç§ã‹ã‚‰å§‹ã¾ã‚‹ä¸»ã®ä¸–界宣教 ~ビジネスとマーケットプレイスをキリストに
 
日本CBMC理事長 近藤高史


十字架で死なれてよみがえられたイエスが、天に上られる前に弟子たちに命じられた大宣教命令には、4つの「ALL」があると言われています。

「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威(all power)が与えられています。それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々(all nations)を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのこと(all things)を守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも(always)、あなたがたとともにいます」(マタ 28:18~20)。

1. 「いっさいの権威」を持つ方の名で祈る
アメリカで、自分の国と指導者を覚えて祈る「国家朝餐祈祷会」が始まったのは、1950年代アイゼンハワー大統領の頃でした。以来、今日まで毎年途切れることなく2月の第一木曜日の朝に、大統領を招いてのこの祈祷会は続けられています。
アメリカでこの会を最初に主催したのは、国際的なビジネスマン宣教団体であるCBMC(クリスチャン・ビジネスマンの集い=基督者実業人会)でした。現在では主催母体は祈祷会そのものに移行していますが、同様な国家祈祷会は、その後も世界各国のCBMCにより開催されるようになり、日本でも2000年以降、日本CBMCにより「国家朝餐祈祷会」(現在は晩餐)が開催されています。
「すべての人種や背景を問わず、集った者だれもがその国と指導者、また世界平和を覚えてイエス・キリストの名によって祈る」という一点が強調される祈祷会です。確かにクリスチャンの中でも、属する教団や教派によって祈りや賛美のスタイルは違うものです。しかし、最後には必ず全員が手を取り、一つになって祈ることができるのは、「いっさいの権威」を持つ主イエスが、「あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになる」と約束してくださったみことばによるのです(ヨハ 15:16)。
私も、CBMC会員として、2000年当初から日本における国家祈祷会に参加してきましたが、中でも印象深いのは、東日本大震災のあった2011年3月11日当夜の祈祷会でした。
「ガスが止まったので料理ができません。今夜の集会はすべてキャンセルしてください。」夕方5時になって会場であるホテルより最終決定が知らされました。その日、祈祷会の司会をすることになっていた私やスタッフ20名ほどは、途方に暮れてしまいました。400名が参加する予定でテーブルのセットもすべてできているのに、晩餐の食事はなく、「暗くて余震が続く会場で、果たして祈祷会ができるのだろうか。また開いたとしても、電車も止まった状況で、いったい何人が来ることができるのだろう」と、しばらく自問自答が続きました。しかし、皆で静かに祈るうちに与えられた答えは、「グラス一杯の水でもいい。たとえ数人しか来なくてもいい。こんな時だからこそ、集まれた者だけででも祈祷会を開こう」というものでした。
案の定、予定の6時になって駆けつけることができたのは、スタッフも含め、わずか80名足らずでした。余震が起こるたびに、携帯から何度も警報が流れ、講師のメッセージも何度も中断せざるを得ませんでした。そして、照明もなく暗い中、フルコースの晩餐のはずが、水一杯の断食祈祷会になったのでした。
しかし、私はこの祈祷会のことを忘れることができません。「神はこれから日本に何をされようとしておられるのか。クリスチャンとして、今すべきことは何か。」駆けつけた一人ひとりが悔い改めを迫られ、最後には自然に椅子から降り、床にひれ伏して祈る者もいました。その時、「いっさいの権威を持つ方の名でとりなし祈ること」こそが、宣教の第一歩であり、また、最大の武器であることを私は教えられたのでした。
2. 「あらゆる国の人々」を弟子とする
「宣教するために、地の果てにまで出て行きなさい」と主イエスはお命じになっていますが、私やあなたにとって「地の果て」とはどこでしょうか。
CBMCはクリスチャン・ビジネスマンの会であると先に紹介しましたが、世界90カ国以上に支部を持ち、100年を越す歴史を経ましたが、数年前、CBMCはその名称の意味を「Christian Business Men's Committee(基督者実業人会)」から、「Connecting Business & Marketplace to Christ(ビジネスとマーケットプレイスをキリストに)」と公式に変更しました。それは、単に男性だけでなく、女性も会員になれるようになったという意味ではなく、「私が置かれている場所と働き(Business & Marketplace)こそが、私の宣教地(=地の果て)です」という宣言と方向転換にほかなりません。ついにCBMCは、ビジネスマンという枠を超え、主婦であれ学生であれ、どんな立場の者でも、その身の置かれた場所と働きを通して、主の世界宣教の働きに携わろうとする者たちの群れへと変貌したのです。
私は、一昨年は米国フロリダで開かれたCBMC世界大会に、また、昨年は香港で開かれたアジア大会に、妻と二人で参加しました。そこでは、いわゆる宣教師や牧師が、その直接的な肩書きのゆえに入国が許されない共産圏やイスラム圏の国々にも、ビジネスやNGO、教育といった分野から、少しでも個人伝道や宣教の働きを押し広げられないかという内容や、またそれぞれの国の宣教状況が違う中で、何か互いのヒントになったり、とりなして祈ったり、協力できることはないかというような、世界規模でもあり、極めて個人レベルでもある“世界宣教”についてのさまざまな課題が、真剣に語られていました。
まさに、「あらゆる国の人々(all nations)を弟子とする」ことが主のゴールであるなら、「私たちはそれぞれが置かれた所で、私にできることは何でもします。主よ、用いてください」と祈るところから、自分を通しての主の世界宣教が始まるのです。

3. 「すべてのこと」を守るよう教えなさい
「あなたは何代目のクリスチャンですか」と私が尋ねると、人々は「私は2代目です」、「3代目です」、時には「4代目です」と答える方もいれば、「私は家族で最初のクリスチャンですから初代です」という方も多くいます。しかし、私が改めて「いえ、私が聞いているのは、そういう意味ではありません。あなたは一体何代目のクリスチャンですか」と聞くと、大抵の方はきょとんとしてしまいます。
私が聞いたのは、つまりこういうことです。「あなたはだれかに導かれてクリスチャンになったはずです。では、あなたを導いたその人は、だれに導かれてクリスチャンになったのでしょうか。その前はだれで、またその前はだれでしょうか。そうやって一人ひとりたどっていくなら、あなたは何代目のクリスチャンなのでしょうか。」
実は、全世界のすべてのクリスチャンが、そうやってさかのぼっていったなら、必ず全員が全員、イエスに従った12人、あるいは百数十人の最初の弟子たちにたどり着くはずなのです! だれかがだれかに、そしてまたその人が別のだれかに、福音を伝えたからこそ、今日、世界の果てとも思えるような日本に住む私たちも、クリスチャンになることができたのです。
私は簡単な計算をしてみました。すなわち、一世代を30年とするならば、イエスの時代から2000年を経た今日のクリスチャンは、ざっと70世代目くらいのクリスチャンに当たるはずです。こう考えてみれば、もう一世代、私たちは子どもたちやそれに続く世代に、福音を伝える責任があります。
「すべてのことを守るように教えよ」という主の命令は、実に、次世代への宣教を指しているように私には思えてなりません。これもまた、世界の果てに出掛けて行くまでもなく、今いる場所で、家庭で、家族に対し、主から私たちに託された世界宣教の一つではないでしょうか。

4. 「いつも」主はともにいてくださる
先に説明したように、CBMCの最後のCは「Christ(キリスト)」のCですが、最初のCは「Connecting(つなげる)」のCです。この世と神の間に立って執り成し祈ることも「Connecting」ですし、人と人の間に分け入って、破れた関係をもう一度引き戻す「触媒」のようになっていくことも、「Connecting」、つまり、CBMCのビジョンの一つです。
あの広大な海は、海水が腐って生き物が住めなくなってしまわないために、水の中に塩分が含まれています。その塩分濃度は約3%だと言われています。たった3%の塩が、あの大海原を生命の宝庫として保たせているのです。「日本にはわずか1%しかクリスチャンがいないんだよ。いや厳密にはプロテスタント0.3%と、カトリック0.3%だから0.6%なんだよ」などと、知ったかぶって嘆くのはもうやめましょう! 目には見えなくとも、よみがえりの主がきょうも生きて、私と共に歩むと約束してくださっているのです! また、あの弱虫だった弟子たちが聖霊を受けたとき、死をも恐れず、全世界に宣教に出て行く者へと変えられたように、私たちにも同じ助け主なる聖霊を、主はきょうも送ってくださっています。
主が共にいてくださるなら、きょう、朝起きて家族に声を掛ける第一声から、すでに宣教は始まっています。玄関を開けて踏み出す一歩一歩を主が共に歩んでくださり、勝ち取ってくださると信じ、「感謝します、主よ。あなたとならどこへでも行きます」と宣言して出て行こうではありませんか。それこそが、「私から始まる主の世界宣教」なのです。


近藤高史
1961年 、名古屋市生まれ。
21歳のとき、サンフランシスコでクリスチャンとなる。
現在、日本CBMC(クリスチャンビジネスマンの集い)理事長。

 

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