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   è–書に見る礼拝と伝道
 
堺福音教会 東京チャペル ● 北秀樹


礼拝と伝道という二つの事柄は、どのように関連しているのでしょうか。このことを考えるにあたり、まず礼拝と名付けられた「集会」や伝道と名付けられた「活動」を思い描くことを傍らに置いて、もっと根本的なところから出発してみましょう。

聖書の中の礼拝
聖書の中で用いられている「礼拝」という言葉は、「集会」という意味ではありません。おもに二つの意味を持つ単語が用いられていますが、一つ目はひざまずくこと、ひれ伏すこと、あるいはくちづけすることなどです。二つ目は上役に仕えること、奉仕することを意味する言葉です。このことから、礼拝には二つの側面があることがわかります。(1)心の「態度」(2)仕える「行為」です。

イザヤの礼拝
英語の「worship」の語源は古いアングロサクソンのことばである「Weorth-scipe」(すなわちworth ship)から来ています。神が礼拝されるべきお方であるという価値への認識と応答こそが、礼拝の出発点なのです。イザヤ書6章を読むとイザヤが神への礼拝に導かれた様子を知ることができます。
「ウジヤ王が死んだ年に、私は、高くあげられた王座に座しておられる主を見た」(6:1)。そして、「そこで私は言った(叫んだ)」(6:5)のです。「私は…見た」(神の臨在の自覚‒特に主のきよさと崇高さ)という啓示による自覚があり、「私は言った(叫んだ)」(罪の告白、赦しを受けることが後に続く)という応答が生まれたのです。
礼拝には、啓示(自覚)と応答という心の態度を伴うことがわかります。しかし、その応答は内面的応答だけではありません。その応答は仕えるという行為に連なっています。「私は、『だれを遣わそう。だれが、われわれのために行くだろう』と言っておられる主の声を聞いたので、言った。『ここに、私がおります。私を遣わしてください』」(6:8)。
イザヤ書6章からの礼拝の理解は、神の臨在を自覚したイザヤが、自分の姿を自覚し、赦しの必要を覚え、神に赦されたという体験を得るという、神とイザヤとの関係の深まりだけにとどまりませんでした。神との親密な関係に導かれたイザヤは、神の御心
を知ることになります。神との関係から逸脱してしまった民に対する神の御思いをイザヤは自覚し、応答するのです。ですから、伝道と礼拝は連続しているものであり、本質的な礼拝は自然に伝道につながり、拡がっていくものなのです。

サマリヤの女の礼拝
礼拝から伝道へのつながりは、旧約聖書だけに見られるものではありません。ヨハネ4章のサマリヤの女とイエスの出会いにも同じ流れを見ることができます。
最初、女は「生ける水」を勘違いして、文字通りの水について話しているのだと思っていました。つまりイエスが何者であるかを知らなかったのです。しかしイエスが、彼女の重婚のことを話され、超自然の知識を啓示された時、彼女は特別な相手としゃべっているのだということがわかりました(4:19)。女は礼拝についてイエスに尋ねました。もし神と出会いたいのなら、どこに行けば良いのでしょうか(4:20)。イエスの返事はゲリジム山でもエルサレムでもない、「真の礼拝者たちが霊とまことによって父を礼拝する時が来ます」(4:23)。そしてこの特別な相手が「メシヤ」である(4:26)ことを知った女に変化が訪れます。今まで人目を避けてきた彼女が人々の中に出て行き、メシアとの出会いを告げ知らせるのです(4:29)。

伝道は礼拝のプロセス
イザヤの場合も、サマリヤの女の場合も、3つのプロセスがあります。第一に「神に向かうプロセス」です。今、出会っているお方が神であることを、啓示によって知ることです。それはメシヤなるイエスを通して、初めて可能となります。第二に「自分自身に向かうプロセス」です。イザヤは「私はもうだめだ」と告白しました。罪人である自分自身を自覚し、自分の力ではなし得ないことを認めたのです。それは神が用意してくださった救いを受け取るプロセスであり、これはイエスが成就してくださった十字架によって初めて可能になるのです。第三に「人々に向かうプロセス」です。神との関係に自分自身を見出すときに、神が自分自身だけではなく、失われた人々に向けておられる思いを知り、応答するのです。
主のみこころを私たちに知らせてくださるお方が聖霊なる神です。この聖霊の力によって初めて、私たちは主の証人となることができるのです。伝道はキリスト教会の広報活動ではありません。クリスチャンになれば必ずしなければならない義務でもありません。それはまことの神に出会った礼拝者が導かれる、自然な応答なのです。


北秀樹
1962年大阪府堺市に生まれる。15歳のクリスマスに堺福音教会(JEC:日本福音教会)にてキリストと出会う。大阪府立大学大学院在学中に献身の召しに応え、工学博士前期課程修了の後、関西聖書学院(KBI)で学ぶ。卒業後、堺福音教会伝道師を経て、1994年より江東区木場にある堺福音教会・東京チャペルの専任牧師となる。美喜子夫人と5人の子どもたちとともに主と主の教会に仕えている。1998年共立基督教研究所研修センター修了、日本福音教会理事、アルファ・ジャパン副代表、ワーシップ・ジャパン講師。

 

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