ä¸»ã‚’宣べ伝える

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グローバル・ミッション・センター(平キリスト福音教会)宣教使牧使 ● 森 章


2011年3月11日の東日本大震災以来これまで、私は、福音の宣教だけでなく信仰そのものについても考え直させられています。福島県いわき市という、大地震と大津波の被害に加えて福島第一原発事故の影響下にもあるところに住んでいるおかげです。もとより、宣教と信仰は切り離されているわけではありませんから、キリスト人としての生き方が基本から問い直された、と言うほうが正確かと思います。
大震災の後、時々、「伝道がしやすくなったか」という意味の質問をされてきました。それに対して単純な答えはできない気持ちです。大震災直後、県外から来てくださったキリスト人の友がいわき駅前でギターを弾きながら賛美し、「イエス様は皆さんを愛していますよ」と語っていた時、ある男性が近寄ってきてギターを奪い取り、それを壊して立ち去ったと聞かされ、ショックでした。そんなことは、それまで聞いたこともなかったのです。「友人がしたことは正しいことなのに、なぜそんな結果になったのか。人々の心は、あまりに大きな震災の傷と痛みのために、言葉による愛を受け入れられなくなっているのではなかろうか。」そんな思いが、徐々に確信へと変わっていきました。
「では、どうやってイエス様をお伝えするのか」。震災後5日目の早朝に運ばれてきた4トンの支援物資はじっくりと考える余裕を許さず、私たち数人のチームは背中をドンと押される気持ちで活動を開始しました。その問いの答えは、動き始めてからやってきたように思います。被災地での宣教――津波または原発で被災した方々にイエス様をお伝えすることは、私という人間の中にイエス様が活きていてくださるのを感じ取ってもらうことなのだと、今の私は確信しています。言葉にするのは難しいのですが、強いて言うなら「心の態度でする宣教」となるでしょうか。
それはまず、「下心」を持たないで、人々を愛することだと思います。「イエス様を信じて欲しいから、この物資を差し上げます」、もしくは「これを差し上げますから、イエス様を信じて下さい」と思うような心を、被災して何もかも失った方々は敏感に感じ取ることを痛感します。神様に造られ、神様に愛されている同胞が必要としているもの(生活用品、あたたかい食事、足湯、マッサージなど)を、力の限り純粋に愛する心で提供することが、被災地での宣教の出発点だとつくづく思うのです。
それはまた、受け取ってくださる方への感謝の心を保つことではないでしょうか。残念ながら、「やってあげているんだ」と思って支援活動をするボランティアもいらっしゃるようです。しかし、そんな思いは、必ず伝わります。私たちGMCの炊き出しチームを受け入れてくださった避難所におられた車椅子の青年は、私に言ってくださいました。「俺はボランティア、大っ嫌いです。上から下の目線で、やってやっているっていう気持ちが伝わる。でも、きょう、初めて泣きました。」この言葉に、私が泣きました。これは、GMCに来てくださるボランティアの皆さんの勲章、そして、その皆さんにそのような心を与えてくださったイエス様の栄光の輝きです。
心の態度でする宣教は、イエス様を信じきることだと確信します。あるノン・キリスト人の婦人が言ってくれました。「『クリスチャンだ』なんて言わなくたって、良いことをしていたら人はわかる!」人間が救われることをどんなキリスト人よりも強く願っておられるのは、父なる神様ご自身です。人が福音に対して心を開くのは、御聖霊の働きです。人を救うのは、主です。イエス様の足を涙でぬらし、髪の毛でぬぐい、香油を注いだ「罪の女」は一言も言いませんでしたが、イエス様は彼女に「あなたの信仰が、あなたを救ったのです」と言われました。「信仰は聞くことに」よりますが、「聞くことはキリストの言葉から来る」のでもあります。イエス様の言葉は、私たち人間の言葉を通さなくても響くことがあるようです。
このような心の態度で人々に接していくとき、主が道を開いてくださり、相手の方から聞いてこられることが起こりました。「どうしてこんなことをしてくれるの?」大震災からすでに9ヶ月が過ぎた今になって、私たちの周りで突然のように、イエス様を信じたいと言われる方々、イエス様に祈る方々が、二人、三人と起こされています。これは「サクセス・ストーリー」ではなく、主のお働きが表面化し始めたことのしるしだと受け止めています。


森 章
1947年北海道生まれ。アメリカ人宣教師の伝道を通してイエス様に救われる。高卒ですぐに聖書学校に入学、3年の課程を卒業後、福井県勝山市で3ヶ月伝道師として奉仕。
1969年ノルウェーに渡り、日中働きながら音楽大学の夜間部でパイプオルガン、和声学、声楽などを学ぶ。ドライクリーニング、インテリア製品販売、カーペットクリーニング業などを経験した後、共産圏の迫害下にあるクリスチャンの援助団体「MBJ」(鉄のカーテンミッション)に勤務。1979年からは宣教船ロゴス号に乗船。1984年MBJに戻り、1985年からEOM(エバンジェリカル・オリエント・ミッション、旧チャイナ・インランド・ミッション=中国奥地宣教団の姉妹宣教団)に加わる。
1989年、EOMより派遣されて平キリスト福音教会=グローバル・ミッション・チャペルの宣教使牧使として赴任し、現在に至る。

 

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