ä¸»ã‚’宣べ伝える

   æ™‚が良くても悪くても -われわれがなすべき努め
 
宣教師訓練センター 所長 ● 奥山実


「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい」(Ⅱテモ 4:2)。
東北地方を襲った三陸沖地震と津波、そして福島原発の事故は、日本のみならず世界に衝撃を与えました。被災者の方々への主なる神の直接の慰めと、充分な助けの手がのべられるように祈るのみです。私どもの「いのちの水計画」は、ただちに東北の被災地を訪問し、各教会の必要を調査し、また私が所長をつとめる「世界宣教センター」は諸教会と協力して、緊急物資を送るため、一般車は通行が禁じられている東北自動車高速道路の「通行許可」を国会議員に直訴して与えられ、各教会からの支援物資の輸送を可能にしました。また「マルコーシュ・パブリケーション」(『ハーザー』誌発行と新しい聖書の翻訳出版をする)は、福島原発のすぐ近くにあるので(30km以内の避難区域に入っている)、われわれの「宣教師訓練センター」で仕事をすることになり、「原発難民」受け入れ第一号となりました。このように種々な予期しないことが起きていますが、「時が良くても悪くても」われわれのなすべきことは、「みことばを宣べ伝える」ことです。
じつは、ある知人の牧師によると、被災地の方々が30名、40名と福音を受け入れて救われたそうです。なんというグッド・ニュースでしょうか。地上的なものを失っても、永遠に続く祝福を得たのです。このようにわれわれは、いつも、いかなる時も、主イエス様が、いのちをかけて開いてくださった救いの道を人々に告げ知らせる責任があるのです。
伝道における主イエス様のわれわれへのご命令は、「大きい教会」をつくることではありません。「すべての人々に福音を」知らせることです。福音は、「一部の人」ではなく、「すべての人へ」伝えるべきであるのは「火をみるより明らかなこと」なのですが、どういうわけか、この最も大事な主イエスの宣教大命令を、教会は忘れるのです。そして、「大きい教会」を夢見ます。主イエス様のわれわれへのご命令は、「すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい」(マコ 16:15)であって、「一部」ではなく「すべて」なのです。そして、この「すべて」は、コリント人への手紙第一1章21節の「ケリュグマ」にピタリと一致します。「神はみこころによって、宣教のことばの愚かさを通して、信じる者を救おうと定められた」(Ⅰコリ 1:21)とあるように、神は「宣教のことば」によって人を救おうと定められたのですが、ここに出て来る「宣教」とは、原語で「ケリュグマ」と言います。「ケリュグマ」とは、「宣告」「布告」「宣言」という意味で、たとえば「王の布告」、つまり王様が「きょうから消費税5%」と決定を下したなら、その決定を「全人民」に知らせなければなりません。その時、王はしもべたちを遣わして、これを全人民に知らせるのです。そこで遣わされたしもべたちは、町々、村々に出て行って、「皆さん、聞いてください。今日から消費税は5%ですよ!」と、「全人民に」知らせるのです。つまり、「ケリュグマ」の本質は、「すべてに伝える」ということなのです。「福音のケリュグマ」も同じであって、「一部の人」ではなく「すべての人へ」です。
じつは初代教会も、パウロも「すべての人へ」福音を宣べ伝えたのです(使 5:28;19:10、ロマ 15:19~24)。ですから、一つの地方教会の、伝道における責任は、大きい教会をつくることではなく、教会のまわりの「すべての人へ」福音を伝えることなのです。パウロはこれを負債(借金)と言いました。借金は道徳的にも返さなければなりません。教会が大きいか、小さいかは問題ではありません。イエス様のご命令通りにやるかやらないか、借金を返すか返さないかなのです。
日本の教会の伝道の目的は、「日本人のすべてに福音を伝えること」です。あらゆる手を尽くして伝えることです。個人伝道、大衆伝道、テレビ、ラジオ、訪問、路傍伝道など。パウロが「私は福音のためにどんな事でもする」(Ⅰコリ 9:23、口語訳)と言ったように、「あらゆる手を尽くして、すべての人に福音を伝える」のです。
伝道とは、自分のビジョンを実現することではなく、「主イエス様のご命令に従うこと」なのです。 「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても」(Ⅱテモ 4:2)の、「宣べ伝えなさい」も「ケリュグマ」の命令形であって、「ケリューソー」は「ケリュグマ」の動詞であって、同じ意味なのです。「すべての人」目指して福音を宣べ伝えた結果、あるところでは教会が大きくなり、あるところではならない。つまり、教会が大きくなるかどうかは、結果論であって、また場所によるのです。そして、ある日、場所も、国も関係なく、大リバイバルが来ます。つまり、リバイバルは「奇跡」なのです。日本が神を礼拝する国になるように、すべての日本人に福音の種をまき続けましょう。時が良くても悪くても。マラナタ、主を来たりませ!


奥山 実
1932年福島県郡山市に生まれる。1953年日本基督教団阿漕教会にて受洗。関西大学経済学部卒業。1961年神戸改革派神学校卒業、京都福音自由教会牧師。八尾福音自由教会を開拓後、1966年に宣教師としてインドネシアに渡る。1975年片柳福音自由教会牧師。1986年宣教師訓練センター所長となり、現在に至る。日本リバイバル同盟(NRA)初代委員長、現在理事。第三世界宣教団体協議会委員長。宣教学博士。

 

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